焼失した建物
西の郭には、西側の土塁に沿って御馬場や御矢場が作られたほか、各地の珍しい植物を植えた「御花畑」などがあったと伝わっています。
この櫓は、1765年(宝暦6年)の絵図によれば3階建てであったことがわかっていますが、1906年(明治39年)に煙草の火の不始末で焼失してしまったそうです。
基本情報
場所 | 西の郭 |
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建築年代 | 不明 |
位置
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高台の上の櫓
横からみるとわかりやすいでしょうか。土塁が盛られ、高台になっています。
この上に当時は、西の郭未申櫓が建っていました。
櫓の礎石
その高台の様子です。櫓の礎石が残り、当時の面影を覗かせます。
周辺施設・スポット
天守/御三階櫓
江戸時代に築かれ日本に現存する12の天守のうち、最北端に位置する天守です。
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西濠
弘前公園の西の外周を囲むこの西濠は、さくらまつり期間中には有料のボートが貸し出されています。
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最寄りの出口
工業高校口
工業高校口は、かつて埋門があった場所がそのままに活用されています。入城してすぐのところに古木名木として名高い「根上がりイチョウ」があります。
最寄のトイレ
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工業高校口前トイレ
西の郭にある埋門跡のすぐそばにあります。
トイレの標識は、人々に解りやすい標識でありながら、公園の景観を損なわないデザインになっております。