二の丸の北東を守る櫓
城郭に取りつく敵への攻撃や物見のために造られました。防弾・防火のために土蔵造りで、
銅版葺となっています。
軒下や
櫓の方角は12支を示したもので、丑寅は北東に当たります。
お勧めのスポット
二の丸と三の丸を結ぶ土橋から見た様子が、この櫓の最も美しい姿ではないでしょうか。中濠の水面と秋に染まる紅葉が、丑寅櫓を飾り立てます。
基本情報
場所 | 二の丸 |
---|---|
建築年代 | 慶長15年(1610) |
構造 | 3層3階、 |
位置
より大きな地図で 丑寅櫓 を表示
写真でみる
水戸違い
弘前物産館側から見た丑寅櫓の姿です。櫓が面した濠は、水戸違いと呼ばれるダムによって仕切られています。
敷地内で高低差の激しい弘前城の濠の水位を調整するため、必要な仕掛けなのです。
二の丸側からの丑寅櫓
二の丸側から見た丑寅櫓です。周囲にはブランコや滑り台など、子どもたちが遊ぶためのスペースが広がっています。
周辺施設・スポット
与力番所
藩政期には城内の見張り場所として複数設置されていましたが、現在ではこの番所しか残っていません。
詳しく見る
館神跡
江戸時代を通じて、幕府の目を避けつつ豊臣秀吉の神像を祀っていた、城内でも最も特別な区域です。
詳しく見る
賀田御門跡
賀田御門は、三の丸の北門として旧賀田城(岩木町大浦城)の大手門を移築したと伝えられています。
詳しく見る
緑の相談所
追手門広場をくぐり、桜や松の林が続く左手に広がるのが、全面芝生の市民広場です。
詳しく見る
最寄りの出口
東門口
追手門口と同様に、ここから入城する観光客も多くいます。まっすぐ進めば、どの出入り口よりも早く天守閣を見ることができます。
東門口の付近には、津軽為信公銅像で有名な「弘前文化センター」があります。文化センターには駐車場がありますし、その周辺には路線バスと100円バスの停留所があります。
最寄のトイレ
より大きな地図で 与力番所付近トイレ を表示
与力番所付近トイレ
丑寅櫓から与力番所の方向へ歩く途中にあります。
トイレの標識は、人々に解りやすい標識でありながら、公園の景観を損なわないデザインになっております。