杉の大橋を渡ってすぐ
二の丸に2つある城門のうち、三の丸から杉の大橋を渡ってすぐにあるのがこの南内門です。
追手門口あるいは市民会館口から入園して本丸に向かう場合、ここを通ることになるでしょう。
さくらまつりの時期は、この門をくぐって二の丸から本丸に向かって進んでいくと、
満開の桜の海の中に真っ白な天守と真っ赤な下乗橋が徐々に浮かび上がってきます。絶対お勧めのスポットの1つと言えるでしょう。
門の周辺
付近では、左に二の丸未申櫓、右に二の丸辰巳櫓、そして時太鼓櫓跡があります。
基本情報
場所 | 二の丸 |
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建築年代 | 慶長16年(1611年) 2代藩主 津軽信牧 |
指定年月日 | 昭和12年7月29日 |
位置
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家臣の屋敷が集結
二の丸側から見た南内門。藩政時代の弘前城内を示した古い地図によれば、この周辺にはもっとも有力な家臣の屋敷が集結していました。特に2代藩主信牧が尾張の徳川義直に頼んで引き抜いて弘前藩に登用した、大道寺隼人(直英)の屋敷もこの付近にあったようです。
大道寺家はその後、代々家老職を務めました。弘前藩最後の家老となった大道寺
南内門の入り口から二の丸側
南内門の入り口から二の丸側を見た様子です。門をくぐって斜め左に進んでいくと、未申櫓が見えてきます。
出格子窓や銃眼
弘前城の城門は現在5棟が保存されているが、どれも出格子窓や銃眼、鯱など当時の様子をよく残しています。
周辺施設・スポット
弘前城植物園
園内には、1500種、12万4000本の樹木などを植えており、四季折々の草花、庭園なども楽しめます。
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市民会館
弘前市民会館は、昭和39年の竣工。ホール内装は全て木製で、優れた音響特性を誇ります。
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市立博物館
弘前藩政を中心とした歴史、美術工芸資料を系統的に展示し、郷土の理解に役立つようにしています。
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未申櫓
追手門広場をくぐり、桜や松の林が続く左手に広がるのが、全面芝生の市民広場です。
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最寄のトイレ
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未申櫓前トイレ
南内門から未申櫓の方向へ歩く途中にあります。
トイレの標識は、人々に解りやすい標識でありながら、公園の景観を損なわないデザインになっております。