広大な敷地と多彩な植物
住民の緑化に関する啓蒙、普及、指導及び緑化活動の拠点となる都市緑化植物園として1988年(昭和63年)5月31日に開園しました。
敷地面積は約8ヘクタールあり1,500種124,000本の草木を誇ります。
23ゾーンに分割された園内は、三の丸庭園をはじめ、非常にみどころの多い空間となっており、季節によって花をつける草木が異なり、四季折々の景観を城跡の落ち着いた雰囲気の中で楽しめます。
さくらまつり(4月23日~5月5日)では、無料区域にはない桜が観覧でき、城菊と紅葉まつり(10月22日~11月7日)では、見事な紅葉が楽しめる本会場となります。
施設の周辺
弘前城植物園はちょうど城内南東を囲う形となっており、出入り口は南案内所(追手門側)と北案内所(東門側)の2つがあります。
施設内にみどころは多くありますが、中でも自然の美しさに人工的な造形を施した三の丸庭園、大石武学流庭園は一見の価値ありです。
植物園をご利用についてのご注意
- 犬等の動物を連れての入園はお断りします。
- 園内での飲酒は固くお断りします。
- 泥酔者の入園はお断りします。
- 運転行為は禁止します。
- 植物の採集は禁止します。
- 許可なく広告、宣伝、物品販売、撮影会等は禁止します。
- その他、係員の注意や指示には従ってください。
基本情報
場所 | 三の丸(園内有料) |
---|---|
開園期間 | 4月中旬~11月23日 |
開園時間 | 午前9時~午後5時 (入園券の販売は午後4時30分まで) ※さくらまつり期間は午前9時~午後6時(入園券の販売は午後5時30分まで) |
料金 | 大人:320円 子供:100円 |
※団体(10名以上)の場合 大人:250円 子供:80円 |
|
※65歳以上の弘前市民、市内の小中学生、市内の障害者、市内の留学生は無料 | |
各種施設 | 三の丸庭園、湿性植物園、梅園、日本庭園、ロックガーデン、花ごよみの道、東屋、ベンチ、水飲み場、一般用トイレ、車椅子用トイレ |
位置
より大きな地図で 弘前城植物園 を表示
写真でみる
白神山地生態園
南券売所から入園して、すぐ右手側にあるのが「白神山地生態園」です。市内で気軽に「白神山地」を観光できるよう10年前から整備され、今では156本のブナがあります。
花時計
園内中央にあるのが「花時計」です。SEIKO製であり、1975年(昭和50年)4月製作とあります。秒針までしっかり動き、大きいながらも精密に造られた時計です。
大石武学流庭園
園内南東に位置するのが「大石武学流庭園」です。江戸時代の末頃、津軽地方の歴史、宗教、風土を背景に起こったと伝えられ、現在に至るまで当地方の主流となっています。
市内では他に「
植物の種類とおおよその時期
弘前城植物園に咲く主な植物と、咲くおおよその時期です。
天候や気温によりずれ込むこともございますので、あらかじめご了承ください。
植物名/月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ゾーン |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カタクリ | 郷土の森 | ||||||||
ウメ | 梅園 | ||||||||
モクレン類 | 和洋公園植物 | ||||||||
サクラソウ類 | ロックガーデン | ||||||||
ツツジ類 | 和洋公園植物 | ||||||||
サクラ | さくらの園 | ||||||||
ユキヤナギ | 和洋公園植物 | ||||||||
ハンカチツリー | 和洋公園植物 | ||||||||
オオヤマレンゲ | 湿性植物園ほか | ||||||||
ヒトツバタゴ | 湿性植物園 | ||||||||
シャクナゲ | シャクナゲ園 | ||||||||
ニッコウキスゲ | 湿性植物園 | ||||||||
ボタン | ボタン園 | ||||||||
カルミア | 和洋公園植物 | ||||||||
植物名/月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | ゾーン |
バラ | バラ園 | ||||||||
ヘメロカリス | 梅園 | ||||||||
ラベンダー | ロックガーデン | ||||||||
アスチルベ | 芝生(自由広場) | ||||||||
アジサイ | 湿性植物園 | ||||||||
ハナショウブ | 湿性植物園 | ||||||||
スモークツリー | 湿性植物園ほか | ||||||||
ハス | 湿性植物園 | ||||||||
ノウゼンカズラ | 生垣見本園 | ||||||||
フランクリンノキ | 和洋公園植物 | ||||||||
ハギ | 万葉植物園 | ||||||||
キク類 | 郷土の森 |
周辺施設・スポット
東門
弘前公園に現存する5つの櫓門のうち、他の4つの門は昭和12年(1937)年に重要文化財として指定されました。
詳しく見る
辰巳櫓
城郭にとりつく敵への攻撃や物見のために造られたものです。辰巳は南東に当たります。
詳しく見る
追手門
弘前公園の正面玄関とも言えるのが、この追手門。藩政時代にも、初期を除いてほとんどの期間、この門が正門とされていました。
詳しく見る
外濠
弘前城の外周、三の丸と四の丸を囲む濠です。 土塁の上に多くの桜の木が植えられています。
詳しく見る
最寄りの出口
追手門口
追手門が弘前城の正面玄関と呼ばれるように、ここから入城するのがスタンダードといえます。
追手門口の付近には、路線バスと100円バスの停留所があり、タクシーの停車場もあるため交通の利便性に優れています。交差点向かいの「市立観光館」には駐車場があるため、車で来城される方もここからの入城が便利です。
市役所の駐車場は、さくらまつり期間中(4月23日~5月5日)に臨時駐車場となります。
最寄のトイレ
より大きな地図で 弘前城植物園内トイレ を表示
・北案内所横トイレ
・薬用植物園前トイレ
・休憩所横トイレ
・南案内所横トイレ
弘前城植物園内にはトイレが数か所あります。それぞれの場所はマップでご確認ください。
施設一覧

弘前城史料館
弘前城史料館は、弘前城天守閣をそのまま活用し、藩政時代の歴史資料を観覧客に供しています。
詳しく見る