長さは城内最長
西濠を隔て、市街地である五十石町と西の郭に架かります。1932年(昭和7年)、市民の通行の利便性のために架橋され、城内では最長の橋となりました。
橋の周辺
春陽橋がまたがる西濠は、ワシントンDCのポトマック湖畔に似ていると評されます。
西濠に沿った桜並木は「桜のトンネル」と形容され、桜が咲く時期は観光客で賑わいます。
基本情報
架け替え | 2005年(平成17年)12月 |
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橋の長さ | 30メートル |
橋の幅 | 3メートル |
位置
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その先には五十石町が
西の郭、桜のトンネルから春陽橋を見た様子。濠の向こう岸にある白い建物は、かつては水族館でした(今は空きビルとなっています)。
周辺には、城の西側を守る中級武士が居を構えたことからその名がついた、五十石町が広がっています。特に、江戸時代前期から残る工藤家住宅は、弘前市の「趣のある建物」のひとつに認定されています。
観光をされる際はこちらもご一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか。
さくらまつりの時期
さくらまつりの時期の、夜の春陽橋。西濠の両側にはたくさんの桜の木が立ち並び、水面にその鮮やかな姿を反射させ、幻想的な光景を生み出すのです。
この光景を一目見ようと、期間中にはたくさんの人たちが春陽橋に詰めかけます。
優雅な姿
春陽橋口付近から、春陽橋と西濠を眺めた様子。桜の季節でなくとも、春陽橋の優雅な姿は周囲の木々と西濠に調和して、美しい姿を見せてくれます。
早朝には散歩やジョギングを楽しむ人たちの姿が散見されます。
周辺施設・スポット
亀甲門/北門
築城後間もなくこの門が弘前城の正門とされていましたが、やがて追手門が正門となり、北門は裏門の扱いとなりました。
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二階堰
階堰(かいぜき)とも呼ばれています。土淵川の支流として城内を貫いており、三の丸と四の丸を隔てています。
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波祢橋
波祢橋(はねばし)は、四の丸と北の郭に、二階堰川を隔て架かります。
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一陽橋
外濠を隔て、市街地である紺屋町と四の丸に架かります。1943年、市民の通行の利便性のために架橋されました。
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最寄りの出口
春陽橋口
西濠に架かる「春陽橋」を渡ってまっすぐ進めば、二階堰に架かる「波祢橋」が見えてきます。
春陽橋口の付近には、西濠と桜が眺められる津軽そばの高級店「野の庵」があります。
最寄のトイレ
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賀田橋前トイレ
賀田橋の付近、四の丸側にあります。
トイレの標識は、人々に解りやすい標識でありながら、公園の景観を損なわないデザインになっております。