弘前公園の秋を鮮やかな紅葉とイベントで堪能
弘前公園に植えられた1000本以上もの楓が紅葉し始めるのが秋の半ばころ。
急激な温度の低下によって園内は色鮮やかに染め上げられ、城門や城、老松との対比が見る者の目を奪います。
また、燃えるような楓や金色に輝くイチョウだけではなく、濠にはスイレンが浮かび、園内は次第に秋の装いに変わっていきます。
2024年 弘前城菊と紅葉まつり開催情報
開催期間 | 2024年11月1日(金)~10日(日) |
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開催場所 | 弘前公園内、弘前城植物園 |
時間 | << 植物園 >> 9:00~20:00(まつり期間中は20時まで延長開園、弘前城植物園の入園は19:30まで) |
入場料金 | 弘前城植物園の入場には入園料が必要です。 弘前公園内の有料区域・料金情報 |
お問い合わせ先 | 弘前市立観光館 TEL:0172-37-5501 |
弘前公園内紅葉特別ライトアップ
弘前城天守や櫓、城門の通常ライトアップに加え、紅葉と桜の紅葉の特別ライトアップが行われます。
期間:日没~21:00
場所:緑の相談所周辺、二の丸土橋付近、館神跡周辺、東内門石橋周辺、弘前市役所前外濠
弘前城菊と紅葉まつりの様子を写真でみる
弘前城菊と紅葉まつりの歴史
春のサクラは「観桜会」、秋の楓は「観楓会」として、互いに育てた菊を持ち寄り品評会などを行っていました。それが1962(昭和37)年から「菊と紅葉まつり」という名称となり、弘前の秋のお祭りとして始まりました。
現在では弘前城植物園を会場として、NHK大河ドラマや時代劇など、その年の話題をテーマにした菊人形などが展示されています。
この菊人形は江戸時代に始まった庶民の菊栽培が誕生のきっかけだと言われています。
18世紀に度重なる品種改良で趣向を尽くすと、今度はその「花」を別のものに見立てようとしました。
江戸の麻布で黄色い菊を虎に模したり、白菊を集めて富士山に見立てる「造形菊」が盛んに行われるようになると、やがてその流れが弘前にも伝わり、現在では地元でも作られるようになりました。