弘前さくらまつり

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弘前さくらまつり

弘前さくらまつり

日本一の桜 弘前城の桜を見てみませんか?

桜名所&人気お花見スポットとしてその名が知られている弘前城(弘前公園)で桜を満喫してみませんか?
弘前公園内のソメイヨシノは樹齢100年を越すものが300本以上あり、それぞれ立派に花を咲かせていることから、その管理技術は多くの専門家から日本一と絶賛されています。
日本一といわれる弘前の桜は、ひとつの花芽からいくつもの花が咲き、もこもこと迫力のある花付きが特徴です。

毎年多くの日本人観光客や海外からの観光客、地元の市民で賑わいます。出店も多く、家族・友達・カップルで楽しめる弘前市のビックイベントとなっています。

2024年 弘前さくらまつり開催情報

開催期間 2024年4月19日(金)~5月5日(日)
※会期は変更になる可能性もございます。
開催場所 弘前公園「弘前城跡」
アクセス方法はこちら
夜間照明 日没~22:00
出店の営業時間 9:00~21:00
有料区域
有料時間
本丸・北の郭 7:00~21:00
植物園 9:00~18:00
お問い合わせ先 社団法人 弘前観光コンベンション協会
(弘前市立観光館内)
TEL:0172-35-3131

弘前さくらまつりサイト

弘前さくらまつりの様子を写真でみる

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さくらまつりの歴史

植栽の始まり

弘前城に最初にサクラが植えられたのが1715(正徳5)年。
弘前藩士が京都の嵐山から25本のカスミザクラなどを持ち帰ったのが始まりだと伝えられています。

そして明治時代になり、城内が荒れ果てたのを見かねた菊池楯衛が1882(明治15)年、
当時ではまだあまり知られていないソメイヨシノ(吉野桜)を1000本植栽しました。
しかし「お城を行楽の地にするとは何事か」と植えた苗木が引き抜かれることもありました。

その後、明治維新の混乱も収まった1895(明治28)年に弘前城跡が弘前公園として一般公開されるようになり、1901(明治34)年から1903(明治36)年までは大正天皇の結婚記念としてさらに1000本のソメイヨシノが植栽されました。

市民で賑わう弘前公園へ

大正時代になると明治期に植えたサクラが咲き誇り、1916(大正5)年にはアーク灯やイルミネーションをつけての夜桜見物が話題を呼びました。
その2年後の1918(大正7)年から観桜会(地元では「かんごかい」と呼ばれる)が行われ、さらに翌年の1919(大正8)年には喫茶店や食堂、花見団子屋や見世物興行などで賑わいました。

昭和に入り、夜のイルミネーションが投光器に替えられてからは天守閣や城門がこれまでよりさらに明るく照らされ、春の夜空を彩るようになりました。
大正期から行われていた「観桜会」は太平洋戦争が始まってからも続けられていましたが一時期は中断され、1947(昭和22)年から再び開催されるようになりました。
その後もサクラは寄付され、1956(昭和31)年にはソメイヨシノ1300本が新しく加えられ、外濠もすべてサクラで埋め尽くされました。さらにこの年から観桜会のポスターを棟方志功に依頼し、1970(昭和45)年までに6枚のポスターが描かれました。
さらに1961(昭和36)年には「弘前さくらまつり」と改称され、翌年には会期が4月22日から5月5日に固定されました。

1989(平成元)年、市制施行100周年を記念し「全国さくらシンポジウム」を開催。また、美しい弘前公園の管理を目的に、さくらまつり期間に限り本丸と二の丸の有料化がスタートしました。1995(平成7)年には弘前公園が開園100周年を迎え、記念イベントが行われました。2003(平成15)年からは弘前公園の本丸と北の郭が通年で4月から11月の間有料化されるようになりました。
2018(平成30)年には開会式に航空自衛隊ブルーインパルス弘前観桜会100周年祝賀飛行を行うなど、弘前さくらまつり100周年の記念イベントが様々取り行われました。
2020(令和2)年は、大正7年の第1回観桜会から数えて弘前さくらまつり100回目を迎えます。会期中は約200万人が訪れ、国内有数の祭りへと発展を遂げています。

弘前公園の桜の管理

桜の寿命期

ソメイヨシノの寿命は約60年と言われています。
弘前公園のサクラは明治時代に植えられたため、昭和20年代に入ると公園内のサクラが寿命期にさしかかり、段々と衰え始めました。

桜の若返り法

1952(昭和27)年からはサクラの管理が本格的に行われるようになり、リンゴ栽培をお手本とした管理方法で次第にサクラは蘇りました。また、このリンゴ栽培を元にしたサクラの管理は若返り法と呼ばれ、常に若い枝に花をつけ1つの花芽から多くの花を咲かせます。
このボリュームのある花のつきや徹底した管理から、弘前公園のサクラは「日本一の桜」と呼ばれるようになりました。

弘前公園の樹木医

剪定を初めて行ったのが、樹木医の小林勝(こばやしまさる)さん。大雪で根元から倒れてしまった弘前公園の名物でもある「樹齢100年の大シダレ桜」の1年以上にわたる復活に挑んだ物語を2013年5月6日 、本日放送予定の「NHK プロフェッショナル 仕事の流儀」(テレビ)でドキュメンタリーとして紹介されました。弘前公園内植物は、弘前市公園緑地課の管理となっています。
記事「弘前公園・弘前城の桜を守る樹木医・小林勝さんテレビ(NHKプロフェッショナル仕事の流儀)に!」

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