2012年弘前ねぷたまつり 制作の様子

更新日:2012年07月13日(金)
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2011年弘前ねぷたまつり2012年(平成24年)の弘前ねぷたまつりは、8月1日(水)~8月7日(火)となっています!
会期は毎年8月1日~7日となっていて、8月1日~4日は土手町コースPM7:00~、8月5日・6日は駅前コースPM7:00~、8月7日(なぬか日)は土手町なぬか日コースAM10:00~となっています。
毎年多くの観光客や地元の方に大賑わい!まだ見たことのない方はぜひ一度見に来てください!
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ねぷた制作の現場

弘前公園ホームページのスタッフが、ねぷた制作の現場に突撃しました。
まだ2012年の弘前ねぷたまつりまで期間があるため、鏡絵などの全体の写真やイラストなど、少しだけしかお見せできませんが、制作中の現場にお邪魔させていただけることになりました!
今回スタッフが見学に行った際は「相馬ねぷた愛好会」さんのねぷた絵制作をされていらっしゃいました。

【左写真】絵師 村岡 省一郎さん。

村岡さんは今まで何度も、ねぷたまつり審査で賞を獲得していらっしゃるお方で、今回初めてお会いしたのですが、大変気さくでフレンドリーで素敵な方でした。

鏡絵はすでに完成して組み立て小屋のほうに運ばれているとのことで実物を拝見することはできませんでしたが、2分の1のサイズで制作していたテスト用の鏡絵を見せていただくことができました!ありがとうございます!
皆さんにお見せできないのが非常に残念!色彩豊かに、勇ましさと美しさを兼ね備えた躍動あふれるねぷた絵がとても印象的でした。大きさは6メートルという大きな扇ねぷたなので、非常に大きいサイズのねぷたになります。

村岡さんと見送り絵


ねぷた制作の必需品「筆」

ねぷた制作に使う筆って、たくさんあるのです!この一角だけでもこんなにいろんな筆がありました。
調合した色ごとに使う筆も染まっていますね。
ねぷたの命を吹き込む大切な相棒(筆)は、絵師さんによって使う筆の大きさも太さも長さもそれぞれなのだそう。使いやすさが一番!
そして、お話しをしてくださった村岡さんが、筆の基本的な使い方をレクチャーしてくださいました!スタッフ感動です!!ありがとうございます!

たくさんの筆と村岡さんの筆遣い

チャンスが巡ってきたのでスタッフも描いてみた

【左写真】向かって左が私、右が同行者Y氏。

お手本である村岡さんの絵を真似して、2人とも初挑戦。想像以上の難しさに手が震えました。


ねぷたの色付け ボタン

本日は村岡さんと、助手の盛さんがボタン部分の色付けをしていました。蝋を塗った部分は色をはじくので、明かりが灯ると、ボタンのまわりや点々とした白い模様がフワッと浮き上がって見え、一層輝きを増します。
和紙も、私が想像していたものより厚く、丈夫でした。遠くで見るのと、近くで見るのとではずいぶんイメージが変わるものです。大変貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました!
またいつでもおいでとのお言葉、本当に村岡さん盛さんありがとうございます!またお邪魔しに行かせていただきます!

作業の様子

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