「洋館の街」と呼ばれる弘前の一画をご紹介いたします。
ルートの特徴
弘前公園の近くにある洋風建築物をぐるりと巡れるコースです。
弘前市民会館口から藤田記念庭園へ出て、追手門広場周辺の建築物から弘前公園近くの教会までを見て回れます。
弘前市民会館口から藤田記念庭園へ出て、追手門広場周辺の建築物から弘前公園近くの教会までを見て回れます。
数ある洋館の中の一部ですが、弘前公園を散策した後は「洋館の街」とも呼ばれる弘前の藩政時代から近世への移り変わりをご覧ください。
所要時間
30分ほど
ルートの地図
より大きな地図で 洋風建築を歩いて観てまわろう! を表示
ルート
藤田記念庭園
1919(大正8)年に造られた建物であり、広い庭園を擁する洋館からは岩木山を一望できます。庭園内は散策することができ(有料)、庭園を臨みながら休憩できる喫茶もあります。
約7分
旧弘前市立図書館
木造の洋風3階建ての建物で、ルネッサンス様式を基調としています。各所に和風様式を取り入れつつも、洋風技法の水準の高さをうかがうことができます。
旧東奥義塾外人教師館
県内で初めて開校した私学校で、外人宣教師の住まいとして建てられました。現在では旧弘前市立図書館とともに追手門広場で公開され、旧東奥義塾外人教師館の隣では実際の10分の1の大きさのミニチュア建造物が並んでいます。
約3分
青森銀行記念館(旧第五十九銀行)
1904(明治37)年に青森銀行の母体となる旧第五十九銀行本店として建てられました。左右対称で調和がとれており、防火のための細かな工夫も散りばめられています。また、青森銀行記念館の設計者は太宰治の生家「斜陽館」の設計も手掛けた堀江佐吉です。
約5分
日本基督教団弘前教会
1875(明治8)年に創立された東北では一番歴史あるプロテスタントの教会です。東奥義塾の塾長が初代牧師となり、津軽にキリスト教を広めたとされています。
約4分
弘前カトリック教会
1910(明治43)年にオージェ神父の設計のもとに横山常吉が施工したものです。ゴシックの木製祭壇はすべてナラの木で制作され、ゴシック建築様式の伝統を持たない日本では貴重なものであり、高い評価を受けています。