弘前公園カメラ部 桜吹雪を撮る方法【背景とシャッタースピードを学ぶ】

更新日:2014年05月03日(土)
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弘前公園カメラ部

桜吹雪を撮りたいの巻!

桜吹雪

弘前公園(弘前城)の桜も、先日満開になったと思えば外濠はもう散り始めています。
弘前公園は桜が散ってからの楽しみがたくさんあります!
散った桜の花びらがお濠に貯まり絨毯(じゅうたん)のように見える花筏や、風に舞う花吹雪にはうっとり。
今回は、風に舞う桜吹雪の撮り方について検証します!

花吹雪撮影のポイント

シャッタースピード

今回はシャッタースピード優先を使用します。
シャッタースピード優先
シャッタースピードはシャッターの開いている時間のことで、
1/100秒といえばシャッターの開いている時間が1/100秒という意味です。
シャッタースピードが速いと、シャッターが開いている時間が短くなるため
動きのあるものも止まって撮影することができます。
逆にシャッタースピードが遅いと動いている物がブレて写るため、よく滝や渓流の撮影に使われますね。
シャッタースピード検証
今回はこの機能を調整して花びらを撮ってみます!頑張ります!

背景も大事!かなり大事!

花びらが白いため、背景も白いと花びらがよくうつりません。
青空や日陰、石垣を利用するなど、暗めの背景を選ぶと撮りやすいと思います。
また、風向きも注意した方が良いと思います。

なにより根性!タイミングを待ち続けます。

とりあえずシャッタースピードを速めに設定し、桜が吹雪く瞬間を根気よく待ち続けます。
この日は会社のお花見でした。

花見
花見 豊杯

いえ、飲んでませんよ。飲んでる場合じゃありません。(弘前の地酒「豊盃」おすすめです。)

桜吹雪を撮るのは、大量に花びらが舞う頃がベストです。
まだ散り始めだったため、気付くと散り終わってるという状況でした。。。
いつ良い感じに散るか、ひたすら待ち続けます。

こんなテーマを選ばなきゃ良かった、辞めようかなと思い始めた時。

桜吹雪

来た!来ました!カメラ、カメラ!

焦りつつもシャッタースピードを変えて撮影してみました。

シャッタースピード1/400
シャッタースピード1/800
シャッタースピード1/1600
シャッタースピード1/4000

ISOを上げすぎました…。焦りすぎですね。
シャッタースピードは、今回は花びらまでの距離があったため、あまり関係なかったかもです。
通常より若干早めにするくらいで十分綺麗な花びらが撮れそうです。
そして!今回の一番のベストショットです。奇跡の1枚です。

▼シャッタースピード 1/1250秒

桜吹雪

いかがでしょう。私は大満足です。心置きなくお酒が飲めます。

桜吹雪の撮影は、シャッタースピードなどの技術も大切ですが、なにより場所や風向きなどが重要になりますね。
また、しっかり花びらを撮りたい時、日差しが弱い時などは三脚もあった方がよいでしょう。
(今回は天気が良かったため、手持ちで十分綺麗に撮れました!)
花びらを引き立たせるなら「PLフィルター」も便利とのことです。お持ちの方は試してみてください!

弘前公園の桜は園内も散り始め、今まさに撮影チャンスかもしれません。
わずかな期間しか見ることのできない桜吹雪を是非撮影してみてください!

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