碑 (ヒ)

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鷹揚園記碑(オウヨウエンキヒ)

弘前城鷹揚園記碑

場所:本丸

1908年(明治41年)、弘前公園に皇太子(後の大正天皇)が来園した折、当時の青森県知事である武田千代三郎が公園の雅名を請い、鷹揚園と命名しました。その事跡を記念して建てられたのが、鷹揚園記碑です。
鷹揚とは、鷹が悠然と空を飛ぶように、小さなことにこだわらずゆったりとしている様をいいます。

本丸三角点(ホンマルサンカクテン)

弘前城本丸三角点

場所:本丸の西方、ウラジロモミ付近

三角点とは、経度、緯度、標高の基準になる点で三角測量(※1)に用います。
三角点は、一等から四等までの4種類があり、重要さや基本的性質から区別されます。
また各等級により、使用される柱石の規格が異なります。
弘前城の三角点は四等三角点に該当し、標高46.2メートル、緯度40度36分26秒、経度140度27分51秒に位置します。
四等三角点は、設置間隔が約2キロメートル、全国に6万9千点があります。柱石の一辺は12センチメートル、破損に備え、柱石の直下には盤石が埋設されています。

※1
三角測量とは、三角形の一辺の距離と二角の角度を知ることにより、他の二辺の距離を計算で求める方法をいいます。

皇太子殿下御手植松(コウタイシデンカオテウエノマツ)

弘前城皇太子殿下御手植松

場所:本丸

1908年(明治41年)、弘前公園に皇太子(後の大正天皇)が来園し、本丸にクロマツを植樹しました。その事跡を記念して建てられたのが、皇太子殿下御手植松です。
この一角は、宮家や旧藩主津軽承昭も植樹をしており、松林が形成されています。