夢がかなう!?弘前七輪咲き桜を発見!【2024年弘前さくらまつり】
弘前公園最古のソメイヨシノで見つかった七輪咲きの花芽
2024年の弘前さくらまつりで新たにPRされている「弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~」。
弘前公園の桜守がオススメする七つの風景「弘前桜七景」や見応えのある厳選7品種の八重桜「弘前七桜」、一つの花芽から7つの花が咲く「弘前七輪咲き桜」と、七にまつわる桜の見どころが紹介されています。
弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~(弘前観光コンベンション協会)
このうち「弘前七輪咲き」は、弘前公園ならではの管理技術「弘前方式」によるボリューム満点の花付きに由来。
一般的な桜は、一つの花芽から咲く花の数が3~4つなのに対し、弘前公園の桜は4~5つ。
その中でもまれに7つの花が咲くものがあります。
公園を管理する弘前市公園緑地課では、一つの花芽からいくつの花が咲くかの調査を毎年1~2月に行っています。
今年の花芽調査では弘前公園最古のソメイヨシノ(二の丸)で七輪咲きの花芽が存在することを確認。
4月12日に行われたオープニングセレモニーでも桜田宏市長がそのことを紹介していました。
「弘前さくらまつり」開幕しました!【2024年弘前さくらまつり】
園内8か所で行われる花芽調査。1本の桜の木から500芽を調べます。
そのなかでも七輪咲きの芽は3~5つ程度と、わずかしかないそうです。
花芽を確認する橋場さん
これが弘前七輪咲き桜!(4月18日撮影)
そして七輪咲きの芽が、実際の最古のソメイヨシノで見つかりました!
4月18日には七輪咲きの花芽が確認された2か所にリボンが結ばれ、位置を紹介する看板も設置。
桜守の橋場真紀子さんによると、樹齢が長く、幹の太いソメイヨシノで七輪咲きが見つかりやすい傾向にあるといいます。
見つけ出すのはなかなか大変ですが、ぜひ園内で弘前七輪咲き桜を探してみてくださいね。
リボンがつけられた枝
弘前公園最古のソメイヨシノ
報道関係者向けに弘前七輪咲き桜が紹介されました
弘前七輪咲き桜を紹介する看板も設置
2024年 弘前さくらまつり
2024年の弘前さくらまつりの会期は、桜の開花予想に合わせ4月12日から5月5日までの開催となりました。ぜひ、その絶景を実際に訪れてお楽しみください。
会期:2024年4月12日(金)~5月5日(日)
会場:弘前公園