「弘前さくらまつり」開幕しました!【2024年弘前さくらまつり】
弘前さくらまつりが4月12日に開幕しました!
当日は弘前公園追手門前でオープニングセレモニーを実施。
今年の祭りは5月5日(日)まで。
歴代最長となる24日間の会期で行われます。
戻ってきた本来の弘前さくらまつり
今年の弘前さくらまつりは新型コロナウイルスの感染拡大以降では初となる、制限のない開催形態となります。
セレモニーでは主催団体を代表して桜田宏・弘前市長があいさつ。
コロナ禍により2020年、記念すべき100回目の祭りが中止となり、弘前公園が開園以来初めて閉鎖されたことに触れ「困難を乗り越えて、ついに今年は制限をすべて撤廃。本来の祭りがようやく開催できることを大変うれしく思っています」と述べました。
セレモニーには鎧武者も登場。着物姿に着飾った弘前市マスコットキャラクター・たか丸くんとともに祭りの開幕を盛り上げました。
「弘前七輪咲き桜」のヒントも!?
弘前公園の桜をPRする「弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~」。
弘前公園の桜守がオススメする七つの風景「弘前桜七景」や見応えのある厳選7品種の八重桜「弘前七桜」、一つの花芽から7つの花が咲く「弘前七輪咲き桜」と、七にまつわる桜の見どころが紹介されています。
弘前桜物語~七にまつわる桜の物語~(弘前観光コンベンション協会)
このうち「弘前七輪咲き」は、弘前公園ならではの管理技術「弘前方式」によるボリューム満点の花付きに由来。
一般的な桜は、一つの花芽から咲く花の数が3~4つなのに対し、弘前公園の桜は4~5つ。
その中でもまれに7つの花が咲くものがあります。
七輪咲き桜と呼ばれるその花を見つけた日には、その夜に夢がそっくりそのまま叶うと言われています。
弘前七輪咲き桜(弘前桜物語 ~七にまつわる桜の物語~より)
園内にある約1700本のソメイヨシノの中から七輪咲き桜を見つけ出すのは難しい…
そんな中、オープニングセレモニーで桜田宏市長はヒントを紹介しました。
それは二の丸にある弘前公園最古のソメイヨシノ!
冬場に行われた花芽調査で七輪咲きが確認されているそうです。
4月12日の弘前公園最古のソメイヨシノのつぼみ
4月12日現在では七輪咲きの花芽を判別することはできないようです。
花が咲ききってからも、花弁で付け根が隠れてしまうので見分けができないとのこと。
桜守の橋場真紀子さんは「確認できるのはつぼみの状態で花が咲く直前。開花するまでの楽しみですね」と話しています。
ご来園の際にはぜひ探してみてくださいね。
2024年 弘前さくらまつり
2024年の弘前さくらまつりの会期は、桜の開花予想に合わせ4月12日から5月5日までの開催となりました。ぜひ、その絶景を実際に訪れてお楽しみください。
会期:2024年4月12日(金)~5月5日(日)
会場:弘前公園