桜の開花情報の、三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開とは?
桜の開花予想や天気予報などで見かける「~分咲き」。その判断基準について、解説します。
「○分咲き」が決まるのは、標準木の「樹冠の開いている花の数」の割合
桜の花の「○分咲き」とは、標準木の樹冠の、開いている花の数の割合で判定されています。
三分咲き、五分咲きの「分」は「10分の1」という意味合いをもち、三分咲きは「三割の花が開いていて、七割がつぼみの状態」を指します。
開花から葉桜までの様子
開花
標本木で5〜6輪以上の花が開いた状態
三分咲き
標本木の樹冠で約3割の花が開いた状態
五分咲き
標本木の樹冠で約半分の花が開いた状態
満開(八分咲き)
標本木で八割以上のつぼみが開いた状態
散り始め
花びらが落ち始めた状態
葉桜
桜の花が散り、若葉が出始めた頃~新緑で覆われた状態
開花宣言からどのくらいで満開になる?
開花から満開(八分咲き)までは、地域によって異なり、北上するほど短くなります。
※それぞれの地域で標準木となる桜(ソメイヨシノ)で観測しています。
九州~東海・関東地方
約7日
北陸・東北地方
約5日
北海道地方
約4日
桜の開花期間(開花~散り始め頃まで)はどのくらい?
約10日~約2週間程度と、地域や気候によって差が出ます。
桜の花は、満開から1週間程度で徐々に花が散ります。しかし、雨が降ったり強い風が吹くと花は早く散ります。花が咲いてから気温が下がると、花が長持ちします。