旧弘前無尽社屋(三上ビル)【青森県弘前市のみどころ】
投稿 2014.09/16

弘前市内にある、国登録有形文化財。東北でも初期の鉄筋コンクリート造の建物です。
弘前無尽株式会社(後に弘前相互銀行)が自社専用ビルとして建設されたものです。
弘前では2番目の鉄筋コンクリート造建造物です(一番目の「角は呉服店」は現存せず)。
隅切りされた角からのアプローチが珍しく、外観は垂直性を強調したすっきりしたデザインでまとめられています。
現在1階にはカフェがあり、弘前公園に近いこともあり、地元の市民や観光客が飲食や周囲の景観を楽しんでいる姿が見られます。
「趣のある建物」に指定され、貴重な歴史的建造物として保護されています。
文化財の概要 |
昭和2年建築
鉄筋コンクリート造三階一部四階建、建築面積109平方メートル |
指定年月日 |
平成15年7月17日 文部科学省告示第129号 |
所在地 |
弘前市大字元寺町 |
所有者・管理者 |
個人 |
■お問い合わせ
三上ビル
▼旧弘前無尽社屋(三上ビル)の外観

▼旧弘前無尽社屋(三上ビル)の外観

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弘前公園に桜が植えられたのが1715(正徳5)年、藩士が京都の嵐山からカスミザクラなどを持ち帰ったのが始まりだといわれています。
その後、明治に入って荒れ果てた城内に1000本のソメイヨシノが植栽され、一部の士族から「城を行楽の地にするとは何事か」と引き抜かれることもありましたが、やがて明治維新の混乱も収まり1895(明治28)年には弘前城跡が公園として一般開放されました。
その後もソメイヨシノの植栽は続き、大正時代には弘前公園は見事な桜で埋め尽くされ、現在では約2600本の桜が一面に咲き誇り、西堀では桜がトンネルのように頭上を覆います。
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