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弘前昇天教会

弘前昇天教会この地に宣教が開始されたのは、明治29年(1896年)で、現聖堂の建築は米人宣教師シャーリ・H・ニコルス司祭の元に、大正10年(1921年)に行われました。
設計者はいま愛知県の明治村にある聖ヨハネ教会と同じく、米国人ジェームズ・M・ガーディナー(1857年~1925年)で、請負者は大工、林緑です。
レンガ造りの平家建で、全体がゴシック様式にまとめられていて、イギリス積みのレンガ、開口部廻りと控壁上の水切りに用いた石材などが建物の重厚さを出しています。また、内部のトラスから祭壇に至るアンティックな空間が見事です。
正面右寄り上部の三葉飾りのアーチにある鐘は、朝夕の祈りの時間に清澄な音で時を告げ、市民に親しまれています。



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