石橋 (イシバシ)

更新日:2012年03月31日(土)
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城内唯一の石橋

弘前城(弘前公園)の石橋

中濠を隔て、二の丸と三の丸に架かります。1848年(弘化5年)、それまでの土橋が架け替えられ、今に見られるような姿となりました。城内では唯一の石造りの橋です。

弘前城(弘前公園)の石橋

橋の周辺

二の丸側には橋を渡るとすぐに東内門が構えます。三の丸側には東屋があり、この周辺は木々が多いため、四季の表情豊かな隠れ家的スポットとなっています。

<看板内容>

東内門外橋(石橋)
城内では唯一の石で造られた橋で、弘化五年(一八四八)にそれまでの土橋を掛替えた。
二の丸側の大イチョウは、すべての葉が落ちると里に初雪がふると言伝えられている。また北側の濠には、古代蓮として有名な「大賀ハス」が植えられている。

基本情報

架け替え 1847年
橋の長さ 3.84メートル
橋の幅 3.84メートル

位置


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弘前城(弘前公園)の石橋

ダムの仕組み

石橋をはさんで、同じ中濠でも両側の水位は異なっています。写真手前に見える濠は、水位の低い方です。
橋の真下がちょうどダムのような構造をしており、水位が調節される仕組みとなっているようです。


弘前城(弘前公園)の石橋の欄干

ゆるやかな曲線手

欄干(らんかん)はゆるやかな曲線を描いており、モダンな印象を受けます。これが藩政時代に作られたものだというのだから驚きです。


弘前城(弘前公園)の石橋の橋げた

橋げた

もちろん、橋げたも石造り。興味のある方は隅々見てまわってみてはいかがでしょうか。

周辺施設・スポット

弘前城(弘前公園)の東内門

東内門

三の丸東門から本丸に向かうと、ほぼ一直線上にあるのがこの東内門です。 南内門とともに、二の丸に現存する2つの城門となります。
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弘前城(弘前公園)の弘前城植物園

弘前城植物園

園内には、1500種、12万4000本の樹木などを植えており、四季折々の草花、庭園なども楽しめます。
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弘前城(弘前公園)の与力番所

与力番所

上級武士に仕えていた人々のことを与力といい、その与力が見張り役として警備をした詰所(番所)を与力番所といいます。
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弘前城(弘前公園)の正徳5年のカスミザクラ

正徳5年のカスミザクラ

1715年(正徳5年)に藩士が京都から桜の苗木を25本持参し、城内に植えたものの1本です。毎年美しい花を咲かせます。
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最寄りの出口

弘前城(弘前公園)の東門口

東門口

追手門口と同様に、ここから入城する観光客も多くいます。まっすぐ進めば、どの出入り口よりも早く天守閣を見ることができます。
東門口の付近には、津軽為信公銅像で有名な「弘前文化センター」があります。文化センターには駐車場がありますし、その周辺には路線バスと100円バスの停留所があります。

最寄のトイレ


より大きな地図で 東内門前トイレ を表示

東内門前トイレ

三の丸から東内門をくぐり二の丸へ入ると、左手にあります。
トイレの標識は、人々に解りやすい標識でありながら、公園の景観を損なわないデザインになっております。

橋一覧

弘前城(弘前公園)の杉の大橋

杉の大橋

杉の大橋は、二の丸と三の丸を隔てる内濠に架かります。

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弘前城(弘前公園)の下乗橋

下乗橋

下乗橋は、本丸と二の丸を隔てる中濠に架かります。

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弘前城(弘前公園)の鷹丘橋

鷹丘橋

鷹丘橋は、本丸と北の郭を隔てる中濠に架かります。

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弘前城(弘前公園)の波祢橋

波祢橋

波祢橋は、四の丸と北の郭に、二階堰川を隔て架かります。

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弘前城(弘前公園)の春陽橋

春陽橋

春陽橋は、西濠の北側に架かる、園内最長の橋です。

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弘前城(弘前公園)の賀田橋

賀田橋

賀田橋は、三の丸と四の丸を隔てる二階堰川に架かります。

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弘前城(弘前公園)の亀甲橋

亀甲橋

亀甲橋は、亀甲町から北門へと架かる橋です。

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弘前城(弘前公園)の一陽橋

一陽橋

一陽橋は、藩政時代にはなかった橋ですが、通行の利便性のために架橋されました。

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弘前城(弘前公園)の石橋

石橋

石橋は、二の丸と三の丸を隔てる中濠に架かる、園内で唯一、石で造られた橋です。

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[更新日:2012-03-31| カテゴリー: ]
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